ポスター印刷のデータ原稿制作に役立つフリーソフトはある?


アドビの製品は最高!(いきなりですが)

adobeデザイン制作の現場では必ずといっていいほど使われている、イラストレータやフォトショップ。

これ一台あれば、どんなデザインのデータでも作れます。大掛かりな修正にも対応しやすく、印刷にもWebにも応用が効き、MacでもWindowsでもOKです。

さらにフォーマットも長年の歴史に揉まれ育ち、グラフィックソフトウェアのデファクト・スタンダードとなっています。

このソフトで作ったデータの品質は非常に安定しているため、どこの印刷屋さんに持ち込んでも、全く嫌な顔をされません(一般に印刷屋さんは、OS/アプリなど制作環境により色が変わったり、レイアウトがズレたりといったことを嫌うものです)。

そんな最高に素晴らしいソフトたちですが、一つだけ欠点を上げるとすると、価格でしょう、ズバリ。

アドビ製品は高価!(これホント)

計算機2017年1月現在の価格を、Amazonで調べました。

Adobe Illustrator CC 2017年版 |12か月版|オンラインコード版2013で、26,160円也。

Adobe Photoshop CC 2017年版 |12か月版|オンラインコード版2013 も、同じく26,160円。

「12か月版」というのは、要するに1年間だけ使えるライセンス。それを1日でもすぎるとメッセージが出て起動しなくなる(だったと思う)。

ちなみにPhotoshopにはElementsという機能縮小版(サブセットともいう)もあり、それなら12,317円とお安くなります。しかも一度購入したら、何年でも使えるので、ケースによっては最適な場合もあるでしょう。

いずれにしても、結構・・・しますね。

なかなか、お小遣いで買える金額ではありません。

こんなとき、皆さんだと、どうしますか?

 

  • 海賊版を購入して使う(・・・違法です)
  • デザイナーの友人に頼む(いれば・・・ですが)
  • クラウドワークスやランサーズなど、求人関係のサイトをフル活用して、適当なフリーランスを見つける&頼んでみる(ちょっと・・・不安だ)

 

・・・などなど、他人に頼る選択肢も、ないことはありません。

ちなみに弊社では、デザインのお手伝いとして、制作代行のサービスもしています。興味のある方はこちらもチェックしてみて下さい。

もちろん、諦める(いきなり)、のも一手ですが。それは最後にしましょう。

そこでフリーソフトを探してみる

まずは自分の力でなんとかならないか、知恵を絞ってみませんか。

有料のソフトの入手が難しいなら、こんなとき、頼りになるのはフリーソフトですよね。

そこで、ポスター制作に使えるフリーソフトがあるのか、調べてみました。

まずは窓の杜

Windowsのフリーソフトで著名な「窓の杜」。

まずはこのサイトの検索窓を使って、「ポスター印刷」で検索してみました。

出て来る結果は2008年とか、2001年とか、古めの日付がついたソフト群・・・。

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「画像を複数の用紙に拡大印刷」ってフレーズ、そういえば昔よく聞いたし、個人の飲食店や小売店の店頭でよく見かけたなあ。近所の塾の前を通ると未だにこの方法でポスターを貼り出しているところもある。

ただ、このやり方は、つなぎ目がセロテープで留めたりして、長いこと使っているとその部分が茶色くなったり、剥げてきたりして、集客するつもりが貧乏臭さを増幅してしまって逆効果・・・なんてことも。

また、用紙の余白/断ち切りの処理がプリンタによっては、結構、難しかったり(レーザープリンタだと余白が出やすい?)。

「ポスター制作」だと、どうだろう・・・?

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うーん、やはり古いものしか出てこない・・・。

次にベクター

あまり良いのがなさそうだなあという予感を感じつつ、PC98の時代からつづく老舗サイトのベクターでも調べてみました。

うーん、やはり窓の杜と同様、2000年台前半かそれ以前のものしか出てこないです・・・。

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そういえば、会社で使ているXerox複合機のプリンタドライバには、「ポスター印刷」と称した機能が初めから付いていました。

もうだいぶ前から、この分野はフリーソフトが不要になっているのかもしれませんね。

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そろそろ、諦めることにします。。。

ポスター制作 ✕ フリーソフトの結論

結論。ポスター制作にあたり、フリーソフトでよいものは、ありません。2017年1月現在、おそらく。

フリーソフトを登録するような人は、たいていは個人のエンジニア/技術者で、この世界にデザイナーさんは少ないのかもしれません。

残念。

ただ、調べていて色んな発見や、見方を変えてこの方向で探してみればよいのでは? というヒラメキもありました。

  • ポスターは、背景と文字とレイアウトのチョイスさえ上手くできれば良いわけだから、適当なサイトからフリー画像とフリーフォントを調達して、あとはそれらをレイアウトするワープロソフトやパワーポイント、ひょっとするとフリーのペイントソフトでもあれば、何とかなるんじゃない?(素材の組み合わせの妙を切り口に着目する)
  • そういえば昔、Inkcsapeっていうフリーのドローソフトが話題になった。当時(10年前くらい?)はイラストレータの代替になるぞ、スゴイぞ、という触れ込みだったけど、今はどうなんだろう。おなじくGIMPってのがPhotoshopの代わりに使えるって盛んにネットでうたわれていたけど、同じく今はどうなんだろう。あまり普及していない気がする? こんな記事を見つけたので、そのうちチャレンジしてみようかな。おしゃれカフェ宣伝チラシを制作する! 第1回(全5回):写真にギザギザ模様の帯を加えよう – 窓の杜フリーのドローソフトやペイントソフトでの切り口に着目する)
  • フォントや干支の素材が満載されて書店で安価に販売されている「年賀はがきソフト」や、コクヨやエーワンの出している無料のラベル印刷ソフトが、実は思いの外、使えたりとか。(ソフト本来の使い方を工夫することを切り口に着目する)
  • PCインストール型のソフトは少なくても、ネットサービスを探せば、ひょっとするとポスターを制作できる無料サービスがあるかもしれない。(ネットサービスでの切り口に着目する)
  • 特にベクターでは、検索しているときに上やら右やらに印刷業者の広告がいっぱい出てきたのですが、ちょっと探せば無料デザインテンプレートを提供してる業者がありそうな気がする。(安価なネットサービスのデザインテンプレートの切り口に着目する)

2017年は、これらのことを少しづつ調べてみて、定期的に記事にしていこうと思っています。

皆さんの大判印刷ライフ(?)が、少しでも充実しますように!

おまけ情報

バージョンの古いCS2はあれば、無料で使えるという情報も見つけました・・・私は試していません。また、古いバージョンを持っていないと結局は駄目なのかもしれませんが。

AdobeがCreative Suite 2など12タイトルの無料ダウンロードを可能に – GIGAZINE