時間がない人のためのポスター印刷原稿データ作り段取り



ところで、今日もお忙しいですか?

印刷物のデータをイチから作るのは面倒ですよね。できればチャチャッと作って早く終わらせたいですよね。

「段取り八分」という言葉がありますが、段取りをしっかり頭に入れておけば、余計な手戻りが無くなり、目標とする成果物を、案外と早く、作ることができます。

少し前のブログ記事の中で、

ポスターは、背景と文字とレイアウトのチョイスさえ上手くできれば良いわけだから、適当なサイトからフリー画像とフリーフォントを調達して、あとはそれらをレイアウトするワープロソフトやパワーポイント、ひょっとするとフリーのペイントソフトでもあれば、何とかなるんじゃない?

と書いたことがありました。

今回の記事では、もう少し、タスクを細分化といいますか、大判ポスター作りにあたっての、やるべきことの順番、ワークフローを、少し整理してみますね。

ステップ1/骨組み作り。基本情報を準備

1.タイトル、キャッチコピーを考えて、テキスト原稿を作る

原稿を作成するツールとしては、紙に原稿用紙でも良いですし、Wordなどのワープロソフトが良いでしょう。

プロのライターはエディタソフトを使っている人が多いようです。

初心者向けアドバイス:

Webには多数の無料の「文書テンプレート」があります。
例えば以下のサイトでは、「ゴルフコンペ・スポーツイベントの招待状」を配布しています。

文例書式ドットコム

あなたがもし文章が苦手な人なら、こういったサイトをフル活用しましょう。
また、テンプレートもそのまま使うのではなく、余計な挨拶や不要な文章は削除し、また長い文章は紋切り型・言い切り型にし、短く・読みやすくしましょう。

テンプレートで手早く文章を作りました。

テンプレートを活用して手早く文章を作成

テンプレートの文章をポスターでも読みやすく修正しました。

テンプレートの文章をポスター向けに修正

 

2.紙上での、タイトル、キャッチコピー、キービジュアル画像の配置を決める

実際に紙上にペンを走らせ、丸や四角枠を書き込み、およその文書や図のレイアウトを決めます。もちろん、ワープロ+付属機能の図形ツールでもOKです。

ポイントは、大胆に、バッサリ、メリハリを付けることです。大事な部分は思い切り大きく扱い、そうでない部分は思い切り小さく、または削除します。

初心者向けアドバイス:

迷ったら、タイトルは英語かつ欧文フォントにしましょう。
日本語フォントよりも欧文フォントのほうが、文字が少なくなり空間が広がります。また、アートっぽい感じ、ポスターっぽい感じがアップします。
また、文字は横書きがベストです。縦書きはバランスや長文の扱いが難しくなります。

強調したい部分を拡大し、図の位置を決めました。

パーツにメリハリを付け図の位置を決める

ここまでできたら、全体の7割位は、もう終わったようなものです。

ステップ2/おめかし。個々のレイヤー・パーツを準備

1.背景

いわゆる、台紙となるもの。
無地でもいいし、縞模様・格子模様でもモチロンいいし、写真やグラデーションの壁紙的なものでもOKです。

初心者向けアドバイス:

(このあと追加する)文字などとのカラーの組み合わせに自信がない方は、白背景または一色の無地がベストです。

ここでは芝生のフリーフォトを探して、使ってみました。

芝生のフリーフォトを探してきました

2.文字・タイトル

いわゆる、フォント・書体。
カジュアル(カワイイ・カッコイイ)な書体と、フォーマル(視認性・判読性が高い)な書体に、大きくは分けられます。
よく考えて、ポスターのテーマに合った、適切な書体を選択しましょう。

初心者向けアドバイス:

大抵のPCには、実にたくさんの書体がインストールされていますので、全部使ってみたい誘惑に駆られます。
が、そこはぐっと抑えて、2種類ほどにガマンするのがポイントです。

 

上から順に、Times New Roman、Cooper Std Black、Arial Black

上から順に、Times New Roman、Cooper Std Black、Arial Black

イマイチ決まらないときは、プリインストールされているフォントだけで完成させることは諦めましょう。

お金をかけて、デザイン性の高いフォントを販売サイトで購入するか、時間をかけて、ネットでフリーフォントを探す、あるいは折衷案として、書店でフリーフォント集の本を探すという手も(結構、良い本がでています)。

3.キービジュアル画像

写真やイラストが挿絵の役割で1・2枚あると、随分と見栄えが良くなります。

文字とのバランスを考えて、サイズを調整しましょう。

初心者向けアドバイス:

手持ちの写真で良いものがなければ、フリーフォトを探してみましょう。

タイトル書体を欧文フォントにし、画像を追加しました。

タイトル書体を欧文フォントに。イラストも追加

4.カラーリング

文字もそうですが、カラーリングも奥が深い世界です。

フォント同様、多くの色を使いたくなりますが、ぐっと抑えて3種類ほどにガマンするのがポイントです。

私は、迷ったら、白か黒かグレーを選択します。

初心者向けアドバイス:

カラーリングの参考を勉強するなら、例えば以下のような情報源から辿っていくと良いでしょう。
Web カラー 配色パターン 一覧リスト | iso.labo

ここまでできたら、全体の9割位は、終わっています。あと一息です!

ステップ3/仕上げ磨き(ブラッシュアップ)

パーツの重要度や視認性を考えながら、パーツの位置をバランス調整します。

事前の原稿の作り込み精度が高ければ、ここではあまり時間がとられることはありません(しかし理想どおりには、なかなかいかないものです)。

完成です。

完成です。

はい、完成です! お疲れ様でした。

ここまで読んで、やっぱり面倒だなあ、プロにおまかせしたいなあという方は、弊社のデザイン制作サービスをご利用下さい。

今回の見本の図は、パワーポイントで作っています。そのうち、具体的な作り方も記事にして、公開する予定です。